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2月14日
子どもの「気を引く行動」と向き合う技術:消去は無視じゃない-
ある朝、教室の空気が少しざわついた。ひとりの子がこちらの様子を探るように、わざと尖った言葉を投げてくる。教室は試されている。私たちはどう反応するのか。そこで初めてわかるのは、指導の技術ではなく、大人の「視線」と「タイミング」が行動そのものを形づくるという事実だ。 冬の教室は、少しだけ試練が増える。1月のはじまりは、子どもたちにとってもペースが乱れやすい時期だ。新しい環境やリズムへの不安、蓄積したストレス、そして何より「気づいてほしい」という気持ちが、行動に表れやすくなる。 困った行動には大きく二つの動機がある。ひとつは、単純に気を引きたいとき。もうひとつは、不安やストレスの吐き出し方がわからないとき。どちらも理解できる背景だが、アプローチは微妙に異なる。今回、私が向き合っているのは前者――「見てほしい」「反応してほしい」という気持ちから生まれる行動だ。 ABA(応用行動分析)の考え方は、こんな場面でとても頼りになる。端的に言えば、良い行動は強化し、望ましくない行動は消去していく。ただし、ここで最も誤解されやすいのが「消去=無視」だと思い込むこと。
2月14日
「教えない勇気、待つ力:発語支援の本質」
ある日、子どもが「ねえねえ」と袖を引っ張った。何かを伝えたい気持ちだけが目の前にさらされて、言葉はまだ形になっていない。私たち大人はつい助けたくなる――けれど、その一歩手前で踏みとどまることが、言葉の芽を守ることになる。発語はテクニックではなく、心の動きから始まるのだ。 「言葉が出てこない」「一言しか話せない」「声を出す場面が見当たらない」――相談はいつもここから始まる。支援の現場で、私たちは“発語”の難しさを痛感する。難しさの本質は、語彙や発音技術よりもっと手前にある。心が動くかどうか。そして、その動きが誰かに届く場があるかどうかだ。 発語につながる土台は、たった二つだと思っている。 興味・関心を育てること。 その人に伝えたいと思う気持ちを育み、言える環境をつくること。 この二つが揃うと、言葉は自然に通り道を見つける。心が動けば、誰かに届いてほしいという欲求が生まれる。そこに「伝えられる場」があると、子どもは試し始める。最初は言葉にならない合図、たとえば「ねえねえ」。その合図が受け止められ、少し待ってもらえると、次の一歩を踏み出せる。“言葉で伝
2月13日
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